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ろうそくに火をともして手を合わせる着物姿の女性たち=2025年1月15日午後6時30分、岐阜県飛驒市古川町、溝脇正撮影
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 良縁を願う「三寺まいり」が15日、岐阜県飛驒市古川町であり、着物姿の女性がろうそくに火をともして手を合わせた。時折雪が舞うなか、外国人を含む観光客約8千人が訪れ、ろうそくの柔らかな光が白壁土蔵の町並みを包む幻想的な雰囲気に浸った。

 親鸞聖人をしのんで、同町内にある三つの寺を詣でる200年以上続く伝統行事。明治以降は、長野県諏訪地方の製糸工場へ働きに出ていた女性が着飾ってお参りし、男性との出会いが生まれたことから、縁結びの行事としても知られるようになった。

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